概要
Peak Design(ピークデザイン) Capture V3のプレートはFUJIFILM(富士フィルム)のミラーレス一眼カメラのバッテリーカバーを塞いでしまいます。
付属のプレート固定ネジは六角レンチで締めるようになっており、バッテリー交換やSDカード取り出しが非常に面倒でした。
今回は、プレート交換ネジをSmall Rig製の固定ネジに交換して、手で取り付け取り外しができるようにしました。
バッテリーカバーを塞いでしまう問題そのものは解消されていませんが、プレートの着脱が容易になり使い勝手が少し向上したのでまとめとして残しておきます。
機材リスト・リンク
問題点
そもそもなぜ固定ネジを変えたいのか、FUJIFILM X-T10の問題点を紹介します。
FUJIFILM X-T10の三脚ネジは、下の画像のようにバッテリーカバーと非常に近い位置に設計されています。
(X-T10に限らず,後継機のX-T20やハイエンドモデルのX-T1,X-T2でも同様みたいです。)
Peak Design Captureのプレートを正しい位置でつけると、次のように干渉してしまいます。
付属の固定ネジをつけるとこんな感じ。着脱には六角レンチが必要です。
常に六角レンチを携帯するのはちょっとなぁ・・・
対応策
固定プレートを手で着脱できるように、Dカンの付いている固定ネジへ変更します。
付属ネジのサイズと見比べて、Small Rigという会社の976という型番の製品がフィットしそうだったので購入しました。
付属ネジとの比較は次のとおり。左が付属ネジで、右が購入した製品。
ネジの頭の大きさが大きくなってしまいましたが、高さやスレッドの長さはほぼ一緒で問題無しです。
取り付けてみる
早速取り付けてみたところ無事に使えました。
ただ、2点ほど注意点があるのでメモとして残しておきます。
注意点1: プレートとネジの干渉
プレートの穴にネジを回し入れる際に若干干渉します。少し力が必要でした。
ネジは一度入れてしまえば、プレートから外すことはほとんどないと思うので、恐らく問題ないと思います。
注意点2: Dカンを倒す方向
Peak Design Capture本体にプレートをスライドして差し込む時、Dカンを倒す方向によってはロック機構と干渉します。
Dカンはロック機構のポールが無い方に倒します。そうしないと、Capture本体にセットできなくなります。
まとめ
若干の注意点はあったものの、プレートの着脱が簡単になって使いやすさが向上しました!
X-T10はサイズ感とできることのバランスが丁度よくて、色んな所に持ち出して撮影したくなるような本当にお気に入りのカメラです。
Peak Design Captureとの合わせ技で、更に持ち出しやすくなるといいなと思います。
別の対応策(?)
FUJIFILM純正のハンドグリップをX-T10に取り付ければ、三脚穴の位置が離れる模様。
ハンドグリップの上からプレートを普通に取り付ければ、バッテリーカバーを塞いでしまう問題がちゃんと解消できるかもしれません。
ただし,その分ゴツく重くなってしまうからなぁ。。。
個人的にはX-T10の身軽さが結構気に入っているので、ハンドグリップの使用はひとまず保留です。
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